ブラウザは幾つかありますけど、見え方にはそれぞれ違いがあるという事はわかっていても、実際にはなかなか・・・自分の環境外の事ってわかりにくいです。いつもはAというブラウザから見てるけど、たまたまBというブラウザから見てみたら、レイアウトや文字位置などが違っていたりと、あらま・・・と気づかされることがあります。

例えば、自分でホームページを作っている方などは、レイアウトや文字位置など気を使って配置してるのに、いつもと違う、中には崩れて見えてしまったら、ちょっと残念ですよね。
別のブラウザだと、どんな風に見えてるんだろ？？？？　って、ちょっと気にもなりますよね。

そんな時、主要なブラウザを全部インストールしていちいち確認してたら、労力も大変だけどブラウザだらけｗそれを（ソフトをインストールすることなく）URLを入力するだけで確認できるお役立ちサイトに　 browserling　というものがあります。無料で利用できます。

browserling　 https://browserling.com/

5種類のブラウザ（IE、Chrome、Firefox、Opera、Safari）と、バージョンを選んだら・・・（有料なら他のものも調べることが可能なようですよ）
表示したいURLを入力し数秒待ったら表示されます。私も利用してみましたがこれは便利ですね。無料で利用できるのはブラウザ1回毎３分まで、それ以上は有料版が必要です。

ホームページの合格箇所・問題箇所の詳細
さらに解決策なども教えてくれる

Google PageSpeed Insights
　https://developers.google.com/speed/pagespeed/insights/?hl=ja
調べたいホームページのURLを入力するだけで、合格箇所や改善すべき箇所、それに対するアドバイスも提示してくれます。

モバイルとパソコン、どちらで表示させた場合に、それぞれについてわかります。（小さめですがモバイルとパソコンの見え方も表示してくれます）

トップの赤マークは、修正が必要な箇所
次のオレンジマークは、修正を考慮する箇所
最後のグリーンマークは、合格な箇所です。

詳細をクリックすると、どこの何が問題なのか、何がそうさせているのか、その為にはどうしたら良いのかなど、細かい指摘と改善策を提示してくれるので、素人にはとても勉強になります。そこはやっぱり google ならではですね！

ホームページの大きさ重さチェック
ファイルサイズ計測

ネットショップ検索エンジン「買いパラ」さんのサイトで計測する事が可能です。 http://www.kaipara.com/cgi-bin/size_check.cgi

↓このような測定画面にURLを入力してあとは待つだけです。
あとは、サイト全体の大きさや個々のサイズ、予想表示時間など、判定結果を表示してくれます。
56Kモデム単純換算だそうです。個別にファイルサイズもわかるので、改善画像がわかるのでいいですね。

ホームページのファイルサイズチェック

ご紹介のサイズ測定に伴い、リンク大歓迎との事なので、バナーも貼らせていただきました。

ホームページをもっと軽く
重たい画像を軽量化　ロスレス圧縮/可逆圧縮

Tiny PNG　https://tinypng.com/　こちらも無料です。

しかも面倒な操作は一切なし、ソフトをインストールする必要はなく、サイト上に画像をドラッグ＆ドロップするのみ。しかも圧縮によるダメージも殆ど感じる事なく、画像のファイルサイズを小さくできます。私も実際使ってみたら、いやぁ～これは本当に便利！

使用可能なファイル形式はJPG・PNGで、1つずつでも、まとめても可能（～20images）

JPG・PNG画像を可逆圧縮 tinypng

↑この画面に、小さくしたい画像をドラッグ＆ドロップ。
その後、↓のような画面が表示されます。

JPG・PNG画像を可逆圧縮 tinypng

↑この時は、下のようにサイズダウンしました。
78.5KBのjpg画像が→15.9KB －80％　　79.2KBのjpg画像が→16.6KB　－79％
パンダと一緒に私もバンザーイ　ヽ(^o^)丿

でも実際のところ、サイズダウンは嬉しいですけど
画像の見え方気になりますよね。
趣味で書いている絵を撮ったjpg画像で比較してみました。
サイズはどちらも同じ　300ｘ372px

tinypng可逆圧縮前圧縮前　77.3KB　→ tinypng可逆圧縮後 →　Tiny PNGでの圧縮後　16.2KB

tinypng可逆圧縮前圧縮前　76.6KB　→ tinypng可逆圧縮後 →　Tiny PNGでの圧縮後　15.5KB

これだけサイズダウンした割には、画質の劣化は正直わからないというレベルです。これはすごい！画質は落としたくないけれど、肥大化は出来るだけ防ぎたい、という悩みに一役買ってくれそう。

JPG以外はPNGに対応していて、こちらもかなりサイズダウンできました。もしGIFやBMPの画像なら、画像処理ソフトでPNGに変換後、それをtinypngで圧縮かければ結構なサイズダウンが期待できます。

これは冒頭で使ったキャプチャー画像、どちらも 400ｘ277　pxの大きさです。
browserling

上の画像はBMPだと　324KB

browserling

これをPNGに変換後、Tiny PNGで圧縮すると　8.01KB　に

この差も実に大きいです。
画像1つ1つのサイズダウンこそがページ全体の軽量化にも繋がるわけですものね。無料かつ操作も簡単で、とにかくロスレスで圧縮できるとは本当に有り難し♪
※画像によってはサイズアップする場合もあり、全てがダウンするとは限りません。あとは実際色々試してみて判断してくださいね。

デジタル写真/画像のExif情報を削除する

デジタルカメラで撮影すると、様々な情報も自動的に記録されます。何の機種で撮影したかとか、ストロボや露出や明るさといった撮影状況等などなど・・・（画像アップするなら位置情報はさすがに制限必要ですけどね）

実はこのExif情報、写真/画像のサイズにも若干ですが影響を与えているそうなんです。これらの情報は、画像→右クリック→プロパティの詳細タブを見るとわかります。（↓は既に情報を削除してあるのでありません）

このExif情報/個人情報の削除は、左下にある「プロパティや個人情報を削除」から行えるのですが、「COM Surrogate によってファイルは開かれているため、操作を完了できません」というメッセージが出ると操作が実行できなかったりします。実際にはファイルは開かれてもいないんですけどね・・・

そこでこの操作を可能にしてくれるのが　ExifEraser という無料ソフトです。ベクターで無料でダンロードできます。　http://exiferaser.softonic.jp/

こちらも操作はいたってシンプル。
↓このフォーム画面に、画像をドラッグ＆ドロップするだけ、それだけでExif情報が削除されます。 1つだけでも、まとめてもOK。ドラッグ＆ドロップ後「削除完了しました」と小窓が教えてくれます。削除のみ、オリジナルを残しコピー側の情報削除とが選べます。

それでは一体、Exif情報を削除すると、本当に画像サイズも変わるのでしょうか？このホームページでも使っている画像フォルダを、自分のPC上で実際試してみました。
どれも同じフォルダで、同じ画像同じ数のファイルが入っているもので試してみました。

何も手を加えていない状態のフォルダ　サイズは30.3MB
写真/画像のExif情報削除前

Exif情報をExifEraserで削除した後のフォルダ　サイズは15.1MB
写真/画像のExif情報削除後

TinyPNGで画像圧縮した後のフォルダ　サイズは12.7MB
写真/画像の可逆圧縮後

これを見ると、Exif情報を削除しただけで（若干どころか）
最初の何もしてないサイズ30.3MBが→15.1MBと約半分
になったことがわかりました。

本当に少しのサイズでもダウンしたい時
（または情報を残したくない時は）
Exif情報の削除も功を奏しますね。

また、TinyPNGで圧縮した後が、一番ファイルサイズが小さくなる事も確認できましたが、その時自動的にExif情報も削除してくれるので、両方の利点を同時に得られる可逆圧縮はやっぱり手っとり早そうですね。

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